「大阪府下最大の木造建築物」


その価値、意味を、「最響のつながり」で日本中に、次の世代に!

元祖大師900回御遠忌奉修局

大念佛寺|大阪市指定文化財、府下最大級の木造建築物の本堂を大改修へ

大念佛寺の本堂は、色鮮やかな大屋根を冠する大阪府下最大規模の木造建築物。平野を代表するシンボルとして檀信徒をはじめ多くの市民に親しまれ、大阪市指定文化財にもなっており、明治期の焼失後、伝統と近代の建築技術を融合して再建された本堂はその建築学的価値の高さから教育委員会の方からも評価を得るほど。

しかし、完成から約一世紀の間に生じてきた自然災害により損傷が散見されるように。平成30年(2018)9月の台風21号の影響では数百枚の銅板が剥がれ落ちたことも受け、来る令和13年(2031)元祖大師900回御遠忌に先立ち、記念事業として本堂の屋根大改修を実施に至る。

大改修にかかる費用は巨額であり、すべてを檀信徒や自費で負担することが困難な状況にあります。また、将来、国の重要文化財指定を見据えて、多くの方々の想いと一緒に本事業に取り組んでいきたい、という思いからクラウドファンディングへの挑戦。

目標金額を達成した場合のみ、
支援金を受け取ることができるAll-or-Nothing方式での実施。
支援募集は10月16日(月)午後11:00まで。

《大念佛寺の想い》私たちはこの機に、大阪市指定文化財でもある本堂を、日本の宝として次世代へと手渡したい。そして、“令和に再びの輝き”を持ったお堂から、自分と他人が美しく響きあう融通の世界、「相依り(あいより)相扶け(あいたすけ)合い」の心を、世界へ、未来社会に向けて発信する。それは、まさに今、地球社会が求めている、誰一人取り残さない「共生・共助」の精神。融通和合の心を伝え広げることは時代の要請、私たちの使命だと自覚しています。この度の「令和の大改修」も、多くの皆様の篤いお心、お支えによって成就させることに大きな意味、意義があります。人と人、人と物、そのすべてが響き合う。この「最響のつながり」を広げて目標達成へ。どうか皆様の篤いご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。

 

クラウドファンディング挑戦期間:2023年8月21日(月)~10月16日(月)まで

クラウドファンディング

大阪の宝を、日本の宝に。 | 融通念佛宗総本山 大念佛寺 -大阪市平野区- (dainenbutsuji.com)

 

以下、クラウドファンディング特設ページより内容抜粋—————————————————————

 


 

平野の大念佛として親しまれている総本山大念佛寺は、平安時代後期の大治2(1127)年に宗祖の良忍上人が、鳥羽上皇の勅願を賜って念仏勧進の根本道場を建立されたことを起源としています。今を去る890年前、平野の地において融通念仏会を修したところ、参集の人びとがあとを絶たない盛況ぶりだったそうです。

大念佛寺寺域
 融通念佛宗とは■ 国産仏教第一の宗派(伝統仏教13宗派/三国伝来、輸入仏教ではない)

融通念佛宗は古くから“大念佛宗”又は“融通大念佛宗”と呼ばれ親しまれてきました。日本仏教13宗のうちで成立順にみると第6番目になります。天台宗、真言宗に次いで平安時代後期に成立した古い歴史を持つ宗派です。鎌倉時代になると、浄土宗、浄土真宗、日蓮宗など相次いで成立しましたが、融通念佛宗はその先駆けをなしたもので国産仏教第一の宗派です。


融通念佛宗を開かれた良忍上人は、幼名を「音徳丸(おんとくまる)」と言われるほど美声の持ち主でした。仏の教えが説かれる経典に節や音曲を付けたものを「声明(しょうみょう)」といい、良忍上人は声明業中興の祖と仰がれています。詠歌、浪花節、歌謡曲などの源流もここにあることから、大念佛寺は「諸芸上達祈願の寺」として、文化芸術関係のお仕事をされている方、スポーツ、またはお子さまの習い事などで多くの方に参拝されています。

京都大原には「音無の滝」があります。良忍上人の声明修行中、そのあまりの素晴らしい音曲に、滝の音が音律に同調して消えて無くなったという故事が伝えられています。

大念佛寺の中でもひと際目を引く本堂は、緑青の色鮮やかな大屋根を冠する入母屋銅板葺きで、間口が39.1m、奥行きが49.8mもある大阪府下最大規模の木造建築物です。

青年団による石つき工事の様子(昭和4年)。長さ11メートルを超える松の巨木を引き上げ、つき落とす作業を繰り返し地盤を固める。「青年300名ではつき難し」との記録もありました。

 

大阪市平野区を代表するシンボルとして檀信徒をはじめ多くの市民に親しまれてきた本堂も、約一世紀の間に生じた自然災害により損傷が散見されるようになりました。平成12(2000)年には屋根の補修や塗装補修等の修繕を重ねてきましたが、重なる台風などの暴風雨による屋根被害や大規模地震と風水害に備えるため、耐震補強と銅板本瓦屋根の葺替えを余儀なくされています。

 

工事費用は総額12億円を予定しており、檀信徒を中心に勧進を進めてまいりました。非常に有難くも勧進が開始されてから融通念佛宗に信仰を傾ける方々、大念佛寺に特別な想いを馳せる方々を中心に多くの寄進を仰いでおります。この方々の御寄進のおかげで「令和の本堂大改修」の着工が現実になりました。本当にありがたく、感謝申し上げます。

しかし、世界情勢などから建築にかかる費用は高騰を極めており、潤沢とは言えません。残念ながら「大阪市指定有形文化財」に登録されていますが、本堂建築についての補助金も適用されません。

そこで、私たちは今後積算される大改修の全ての費用を負担することが困難な状況を踏まえ、クラウドファンディングにて広く支援を募らせていただくことにいたしました。

私たちは、大阪府下最大の木造建築物である本堂が将来、国の重要文化財に指定されることを念頭にこの事業を進めています。

この事業は自分と他人を共鳴させるものでありたい。より多くの方々に大念佛寺のことを知っていただき、共鳴の象徴たる本堂が地域や宗派を超えた方々の手により輝きを取り戻し、皆様の響きあう声が最響の原動力となって日本の宝に推し進めようと考えています。

クラウドファンディングに挑戦することで、多くの方々の想いと一緒に、国の重要文化財指定に向けて取り組んでまいりたいと、強く思っております。

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詳細は《レディフォー》HP詳細をご覧ください。

 

クラウドファンディング挑戦期間:2023年8月21日(月)~10月16日(月)まで

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