SkiiMa Galleryでは今後活躍が期待されるアーティストの1人として画家・村上生太郎の個展を開催いたします。
本展は、関西での初の個展開催となります。
村上は東京都に生まれ、東京を拠点に制作をしています。2020年東京藝術大学大学院を卒業後、本格的に活動をスタートさせました。
コロナ禍の影響もあり、部屋の中の光景を描いた静物画を多く発表しています。
村上の作品は色鉛筆を用いて描かれており、間近に見ると細かい筆致に埋め尽くされた色面に驚かされます。
主に花や果物を対象物として、皿や花瓶、床、壁など独自のフォーマットを塗り分けるように色彩を組み合わせて画面を構成しています。
この点においては、テキスタイルデザインに興味があった学生時代の影響が色濃く残っており、色や形のバランスを見ながら色彩を組み合わせて一つの画面を仕上げています。
村上の色彩感覚は唯一無二の個性を持ち、他者が思いつかないような世界を見せてくれます。
本展では、静物画のほか、今年から描き始めた風景画を初めて展示致します。
外へと意識が向く中で、新しいことに挑戦したいという想いから描き始めた風景画ではどのように風景を捉え、描くのか。是非会場にてご覧ください。
■展示作品(一部)
[販売商品]
展示作品のほか、村上生太郎がコラボレーションしている各ブランドの商品を販売いたします。
・取り扱いブランド:
FAVORRIC
「アートと暮らす。」をコンセプトに、国内外で活躍する写真家やペインティングアーティストの作品でデザインされた、オリジナルのキッチン・インテリア雑貨をオンラインストアを中心に販売。
■アーティストステートメント
作家活動を始めて3年間、主に部屋の中の光景、静物画を制作して来ましたが、それは自分の内的世界との対話のような、矢印が内側に向いた創作でした。
それが昨年末頃から段々と外側に関心が出てきて、新しい自分に進化するためのエネルギーが溜まってきたような感覚を覚えました。
そして今年に入ってからは登山をして見た景色から着想を得た風景画のシリーズを制作しています。
本展では昨年までに描いた静物画と今年に入って制作した風景画を合わせて展示します。
これまでの自分と新しい自分を、初めて個展を開催する大阪という地で発表します。
初めましてのワクワクする、ポジティブな気持ちを「HELLO」というタイトルに込めました。
村上生太郎/ 画家
東京藝術大学美術学部デザイン科卒業。同大学院デザイン専攻描画装飾研究室修了。
メトロ文化財団賞受賞。
色鉛筆の細かい筆致の集合による色面で構成した絵画作品を制作する。
個展やグループ展をで作品を発表する他、企業とのコラボレーションも行っている。
▶Instagram: https://www.instagram.com/murakami14310/
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